相撲の取り組みの決め方は? 取り組みの時間割

相撲の取り組みがいつ決まっているのか?誰が決めているのか疑問に思うことがありませんか?

今回は、取り組みの決め方や決めている人あど、取り組みについてのあれこれを調べてみました。

 



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相撲の取り組みとは?


出典:https://www.o-sumo.site/

取り組みとは相撲の試合のことを言います。

「割」(わり)とも言われます。

取り組みは1番、1番と数え、「良い相撲が2番続いた」、その日の最後の取り組みを「結びの1番」などと使います。

本場所で、十両以上の関取は15日間連続、幕下以下の力士は15日間の中で7日間の取り組みが行われます。

力士は優勝決定戦や取り直し以外は基本的に1日1番の取り組みを取ります。

また、同じ組み合わせの取り組みは、1場所内で繰り返し組まれることはありません(優勝決定戦除く)

1日の取り組みの流れ

取り組みは8:35頃から始まります。

幕下以下の取り組みの数は、序ノ口15番、序二段60番、三段目50番、幕下30番です。

また、3日目あたりから3日間、序ノ口の取り組みの前に新弟子による前相撲が行われます。

幕下上位の取り組み5番を残して十両の土俵入りが行われます。

14:35頃から十両の取り組みが始まります。取り組み数は15番です。

15:40頃から幕内の土俵入り、15:55からは横綱の土俵入りが行われます。

休憩(10分ほど)を挟んで16:10頃から幕内(中入り)の取り組みが始まります。

幕内の取り組みは18番で、テレビ中継の関係から18:00には終了するようになっています。

 



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取り組みの決め方


出典:http://q.hatena.ne.jp/

取り組みを決めているのは誰?

では、相撲の取り組みを決めるのは誰なのでしょうか?

取り組みは審判部による取り組み編成会議で決定されます。

会議のメンバーは、審判部長(1名)、審判部副部長(2名)、審判委員(3名)、副理事(3名)に行司(5名)が書記として出席します。

行司については、取り組み編成要領の第3条により、出席はするも発言権はありません。

取り組みの決め方

本場所の取り組みは、初日と2日目の取り組みが初日の2日前に決まり、3日目から千秋楽までは前日の午前中に決まります。

初めからすべての取り組みが決まっているわけではありません。

その場所の成績、状況によって取り組みが決められます。

たとえば、基本的に前頭の下位の力士は横綱や大関、三役とは取り組みは組まれないのですが、成績優秀で優勝に絡む活躍を見せていたりすると上位陣と対戦する可能性があります。

また、あらかじめ取り組みを決めていると休場者が出た場合、不戦勝が増えてしまい、相撲が面白くなくなってしまいます。

幕内で休場の力士が出て、奇数になると、十両の上位の力士と幕内の下位の力士の取り組みを組んで不戦勝を防いでいるのです。

 

幕下以下の力士は15日間で7番しか取り組みがありません。

だいたい2日に1番取る感じになるため、取り組みも2日に1度まとめて決めています。

13日目以降の取り組みは12日目に3日分まとめて決めます。

これは、同じ星同士の力士を対戦させることにより、優勝力士を絞り込むためです。

取り組みの順番は?

基本的に番付の上位16人(横綱、大関、三役、前頭上位)については総当たり戦となります。

場所前半で下位の力士と横綱、大関の取り組みはありませんが、下位の力士の成績がよく、優勝争いに絡む活躍をしていた場合、上位陣との取り組みが組まれることもあります。

相撲ファンも調子のよい力士が番狂わせを見せてくれるのを期待しますし、興行的にも盛り上がりますからね。

絶対に対戦しない組み合わせ

相撲では、絶対に組まれない取り組みがあります。

まずは同部屋対決です。本割では絶対の組まれませんが、優勝決定戦で対戦する可能性はあります。

次に兄弟同士です。若貴兄弟は兄弟で同部屋でしたから本割では絶対に組まれることはありませんでした。

過去に1度だけ優勝決定戦を戦ったことがあり、その時は兄の若花田が勝ちました。

また、兄弟は部屋が違っていても取り組みは組まれません。

十両の翔猿(追手風部屋)と英乃海(木瀬部屋)は部屋が違っていても取組みが組まれることはありません。

兄弟・従兄弟・叔父と甥などをはじめ、4親等以内の血縁者同士の場合は、本割で取り組みが組まれることはありません。

これは、八百長に発展しないために禁止されています。

たとえば、力士の姉や妹と結婚し、義兄弟になった場合も取り組みが組まれることはありません。

何かしらの忖度が働いたと思われてしまうことを防ぐためです。

 

取り組み前の儀式


http://blog.livedoor.jp/出典:

力士は土俵に上がると決まった動作を行います。

相撲は神事ですから、神聖な土俵の上で取り組みを行う前に決まった儀式を行わなければいけません。

ただ、力水や塩をまくには十両以上の関取になってからと決まっています。

仕切り

「仕切り」とは、力士が土俵に上がってから相撲を始めるまでの準備運動のようなものです。

相撲を始めるには対戦する力士同士が呼吸を合わせて立ち合います。

呼吸があうまで仕切りを繰り返しますが、制限時間があるので、行司が「まったなし」と声をかけたら立たなければいけません。

塩をまく

仕切りと仕切りの間に力士が塩をまいているのを見たことがあると思います。

力士によっては豪快に大量の塩を高くまいたり、横綱白鵬のように美しく均一にまく力士もいます。

宇良のように小さじ1くらいをちょこっとしかまかない力士もいたりそれぞれです。

塩をまくのは「清めの塩」と言って、土俵上の邪気を払って力士がけがをしないようにするお祈りの儀式なのです。

さらに、力士がけがを負った際の殺菌効果もあると言われています。

土俵上で力士がけがをすると、呼び出しが土俵の中に大量の塩をまきます。

これも土俵を清める意味があり、舞鶴市長が倒れたあとに塩がまかれたのも清めの意味があったのです。

相撲を知らない人は「女性が土俵上に上がったから?」と勘違いしたようです。

日常でも、風水で盛り塩をして邪気を払ったりする人がいますし、葬儀に参列した時に体に塩をかけたりします。

相撲も同じく、土俵の上は神聖な場所のため清める必要があるのです。

 

力水の意味って?


出典:http://number.bunshun.jp/

力水(ちからみず)も取り組み前の儀式のひとつです。

以前は仕切り直しのたびに力水をつけること多かったようですが、名横綱双葉山が「あまり無駄な事はしたくない」と簡略化、現在は最初の一回だけつける形に定着しています。

力水って何?その手順と作法は?

取り組み前に土俵上の力士に対し、土俵下の力士がひしゃくで水を渡している姿を見かけます。

これが力水です。

「清めの水」と言われ、土俵に入る前に水で体を清めるという意味合いがあります。

土俵の東西の隅には、力水が水桶に入っており、塩と一緒に準備されています。

これは呼出さんが管理しており、力士へフォローしています。

力水をつけるのは、東西それぞれ直前の取り組みで勝った力士が行います。

力水を渡される力士は片膝を立てるか、蹲踞(そんきょ)の姿勢で受け、一口だけ口に力水を含みます。

口をすすいだ後は、次に渡される力紙で口元を隠して水を吐き出すのです。

 

では、負けた力士側は誰が力水をつけるのでしょうか?

負けた側は次の取り組みのため、土俵下に待機している力士が行います。

そのため、取り組みが終わると勝った力士は土俵下で待機、負けた力士はさっさと花道を帰るのです。

また、最初の取り組みは東西ともに次の力士が力水をつけますし、結びから2つ前の取り組みで勝った力士は力水をつけた後も帰らずに土俵下で待機します。

力水をつけた力士が負けた場合、結びの一番でも力水をつけるためです。

これを「勝ち残り」と呼びます。

力水は特別な水?

清めの水ということで、力水には特別な水が使われているのでしょうか?

実は力水に使われる水は普通のミネラルウォーターです。

現在この水は福岡県の米菓製造会社「もち吉」が無償で提供しています。

本場所では観客に無料配布されているので飲んだ方も多いはずです。

1991年に直方市で地方巡業が行われることになった時、相撲好きのもち吉の社長さんが「何かお手伝いをしたい」と相撲協会へ申し出、1992年3月場所から無償で力水の提供が始まりました。

もち吉のお菓子作りには地元直方の福智山山系の地下水が使われています。

力水も同じ地下水が使われており「力水」という商品名でもち吉の店頭で販売されています。

さらに、水、土曜日には「水の日」として商品を買うと力水(1リットル)をプレゼントする太っ腹!

直方で行われる巡業は「もち吉場所」と名前もついており、もち吉と相撲は切っても切れない関係と言ってもいいでしょう。

 

取り組みの動画


出典:https://haya1111.com/

取り組みは朝8時35分から18時まで行われ、仕事をしていると、リアルタイムで見ることができない人が多いのではないでしょうか?

相撲協会は、リアルタイムで幕内の取り組み動画を無料で楽しめるアプリ「大相撲」を配信しています。

無料会員なら1日1取り組み限定で、その日の取り組みを見ることができ、有料会員(タニマチ会員)であればすべての取り組み動画を無制限で見ることができます(平成22年5月場所以降)

また、AbemaTVでは、2018年の初場所から大相撲の生放送を開始しています。

しかも、朝8時35分から始まる序ノ口の取り組みからライブ中継しているのです。

NHKの中継とは違って、若い人でも興味を持ってくれそうな演出が好評で、利用する人も増えています。

夜はダイジェストの放送もあり、ファンにとってはうれしい限り。

気になる取り組みもちょっと仕事を抜けてチェックできますね。

 

まとめ

相撲は面白い取り組みが組まれれば、ファンにとっても楽しみが倍増します。

けがの多いスポーツですから、人気力士が休場してしまうと、注目度も下がってしまいます。

そこを面白くするのが取り組みの組み合わせ、審判部の腕の見せどころですよね!

また、取り組み前の儀式などにも注目して見るとさらに相撲が楽しくなるのではないでしょうか。



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