相撲の秋場所とその日程は?

1年に6回開催される大相撲の本場所、9月に開催されるのが秋場所です。

2017年9月に行われた大相撲の秋場所は、場所前から休場力士続出し、誰が優勝するのかまったく予想できない場所でした。

果たして興行として成り立つのか、払い戻しを求めるファンもいたとか。

今回は、相撲の開催日程やチケット購入方法について、また、記憶に残る2017年の秋場所の優勝争い、結果について振り返ってみたいと思います。

 

大相撲の開催について


出典:https://wow-j.com/jp/

そもそも大相撲は、いつどこで開催されているのかご存知でしょうか。

大相撲の開催は、本場所と巡業に分かれており、本場所は1年に6回、奇数月に開催されます。

1月に行われるのは一月場所、通称初場所と呼ばれ、両国国技館で開催されています。

両国国技館で本場所が行われるのは5月の夏場所、そして9月の秋場所です。

そのほかは地方場所と言われ、3月の春場所は大阪府立体育会館、7月の名古屋場所は愛知県体育館、11月の九州場所は福岡国際センターで開催されています。

 

巡業は本場所と本場所の間に、本場所が行われていない地方で1日限りの相撲披露を行うものです。

巡業での収入は相撲協会や、相撲部屋にとって大きな位置を占めており、近年の相撲人気に便乗して巡業数が増えています。

 

秋場所の日程とチケット発売開始時期


出典:https://purplelike.com/

秋場所は毎年9月に開催されていることは先ほど書きましたが、本場所の日程は第2日曜日が初日と決まっています。

2018年の秋場所は9月9日から9月23日までの15日間の予定です。

 

さて、大相撲を観戦したいと思ったらチケットを手に入れる必要があります。

通常、チケット販売は、前の場所の初日から先行抽選申し込みが開始されます。

先行抽選を利用する場合は前もってインターネットで利用登録(無料)する必要があります。

しかし、この先行抽選はなかなかの競争率のため、外れる可能性が高いのです。

外れてしまったら、次は場所の約1ヶ月前に始まる前売りでチケットを購入できます。

購入方法は店頭販売、インターネット、電話予約などがあります。

 

ただ、こちらでのチケット入手もかなり困難、特に手軽なインターネットは発売開始直後に売り切れなんてこともあり注意が必要です。

チケットにはマス席(桟敷席、4人分)と椅子席がありますが、せっかくならマス席でお弁当などを食べながら相撲を観戦してみたいものです。

 

秋場所が開催される会場について


出典:http://www.sumo.or.jp/

秋場所が行われる会場は、両国国技館、東京都墨田区にあり、大相撲の興行のための施設です。

近年は相撲の他、プロレスなどのスポーツイベントやコンサートなどの娯楽イベント会場としても利用されています。

国技館内にある両国国技館相撲ミュージアムは、相撲ファンにとって特別な東京の観光スポットです。

また、両国国技館周辺には相撲部屋が多く、相撲関連のお店が軒を連ねています。

2017秋場所番付 休場力士続出


出典:http://www.sankei.com/

2017年の秋場所は9月10日から9月24日間の日程で開催されました。

発表されていた番付の最高峰は、東の横綱白鵬、7月の名古屋場所を14勝1敗で優勝、2場所連続優勝を果たしています。

また自身の持つ優勝歴代最多記録を39へ更新、さらに13日目には通算勝利数を1050とし、歴代単独最多とするなど記録尽くめの場所となりました。

秋場所では3場所連続優勝が期待されましたが、古傷の悪化で初日から休場することになりました。

すでに横綱の稀勢の里、鶴竜も休場を発表。

稀勢の里は、春場所で痛めた左上腕と胸、名古屋場所で痛めた左足首の状態が万全ではなかったとのこと。

親方に本人から「休場させて下さい」と申し出があり、3場所連続の休場となりました。

鶴竜も3場所連続8度目の休場、「左足関節離脱性骨軟骨炎」のため痛みが長引いているということでした。

4横綱のうち、3横綱が休場するのは、昭和以降初となる異例の状態で秋場所は始まったのです。

 

場所が始まり2日目、西の前頭四枚目の宇良が取組で以前から痛めていた右膝をさらに痛め、3日目から休場。

人気力士だけに、相撲を見る楽しみが半減してしまいました。

大関・高安も取組でのけがにより、休場を余儀なくされます。さらに、6日目にカド番の大関・照ノ富士も休場。

初日から7日目までに前頭二枚目の碧山、5日目までは前頭十二枚目の佐田の海が休場する最悪の事態となってしまったのです。

 

2017秋場所の結果 優勝争いは?


出典:http://www.bbm-japan.com/

3横綱が休場し、優勝争いの行方は、事実上一人横綱になってしまった日馬富士や、カド番の大関・豪栄道に期待がかかりました。

また、ここ数場所上位で安定している御嶽海や元大関の琴奨菊などにも優勝の可能性もあるのではとも言われていたのです。

ところが、日馬富士は、3日目の琴奨菊戦で、立ち合い不成立と勘違してしまい一方的に寄り切られて黒星を喫してしまいます。

そこから4日目北勝富士戦、5日目阿武咲戦と立て続けに敗れ、3日連続で金星配給してしまうことになったのです。

このままでは、日馬富士も休場してしまうのでは?と心配しましたが、一人横綱として土俵に上がり続けます。

けがの治療が長引き、十分に稽古ができていなかったそうで、その影響で黒星を重ねてしまいます。

 

一方、カド番で負けられない大関の豪栄道は、初日の黒星以降、安定した相撲で白星を積み重ね、優勝争いを独走することになりました。

12日目には松鳳山に敗れ、2敗に後退してしまいますが、3敗だった平幕の3人が全員敗れたため、星2差でトップを維持します。

なんと、星2差で追いかける力士の中には、序盤の3連敗で早々と脱落したかと思われた日馬富士が含まれていました。

俄然、優勝争いは豪栄道有利から混戦模様を呈してくるのです。

 

13日目、4敗力士の中で勝ち残ったのは日馬富士と新入幕の朝乃山のみ。豪栄道は貴景勝にいいところなく突き落とされ3敗となります。

2日を残して1差に迫り、日馬富士にも自力優勝の目が浮かび上がってきました。

 

14日目、平幕の朝乃山が敗れたのに対し、豪栄道は貴ノ岩を熱戦の末下し3敗をキープします。

かたや、日馬富士も御嶽海を圧倒。優勝は最終的に土俵に上がり続けた横綱と大関の直接対決によって決まることになりました。
 
迎えた千秋楽、日馬富士は逆転優勝のために本割と優勝決定戦の連勝が必要になります。

本割の結びの一番で豪栄道を寄り切って快勝。さらに決定戦では本割以上に圧倒的な強さで勝利したのです。

気迫で豪栄道に勝っていた日馬富士。勝利は相撲を取る前から決まっていたようなものでした。

一度は優勝争いから消えた日馬富士が7場所ぶり9度目の優勝を逆転で飾り、涙の優勝インタビューは感動的なものになりました。

 

まとめ

普通であれば3連敗を喫したところで休場してもおかしくはなかった日馬富士。

しかし、一人横綱として粘り強く土俵に上がり続け、気がつけば優勝争いをする位置にいました。

どんな状況でも諦めずに相撲を取り続けた日馬富士は本当に素晴らしい横綱だと思いました。

日馬富士は巡業で部屋、一門のわけ隔てなく後進の指導にあたり、人としても尊敬できる横綱だったと聞いています。

この感動的な優勝の後、あのような暴力事件が起きてしまい、ファンとして残念でなりません。

 

肉体的には満身創痍だった日馬富士、今回の引退がなくても、そう長く土俵に上がり続けることはできなかったでしょう。

ただ、幕引きがこんな形になってしまい、自身が巻いた種だとしても、悲しすぎる結末です。

暴力事件については加害者、被害者側の話に食い違いがあり、真実はいちファンである自分たちには分からず終わってしまうでしょう。

どんな理由にせよ暴力は間違っているし、擁護のしようはありません。

ただ、この秋場所で見せてくれた日馬富士の優勝、そして相撲に真摯に取り組む姿勢を忘れることはないでしょう。

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