相撲 宇良の九州場所や怪我は?

外国人力士が増え、力士の体格が大きくなる中、小兵の業師として人気の宇良。

右膝のけがの影響で昨年の九州場所を全休、1月14日から始まった初場所の全休となり、復帰が待たれます。

今回は、宇良の今までのプロフィールや成績、けがの状態などについて解説したいと思います。

 

宇良のプロフィール


出典:http://www.sumo.or.jp/

本名:宇良 和輝(うら かずき)

生年月日:平成4年6月22日

出身地:大阪府寝屋川市

身長:172cm

体重:135kg

所属:木瀬部屋

出身校:関西学院大学

最高位:東前頭四枚目

 

宇良の経歴

出典:https://www.kwansei.ac.jp/

宇良が相撲を始めたのは4歳の頃、わんぱく相撲に出場したのがきっかけだったそうです。

小学3年生の頃からレスリングも並行して練習をはじめ、中学3年まで続けており、全国2位になった実績もあります。

高校は相撲部のある京都府立鳥羽高等学校に進学、再び相撲中心の生活になります。

推薦で関西学院大学教育学部に進学、1年の時に全国学生相撲個人体重別選手権65kg未満級で優勝を果たしました。

4年の時には無差別級で3位に入り、2013年にはロシアで開催された第2回ワールドコンバットゲームズ相撲軽量級で世界一となったのです。

 

この頃、人気バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」の「新3大 宇良和輝のマンガみたいな取組み」というコーナーで宇良の取組みが紹介されました。

当時は進路については未定で、角界入りする予定はないとコメントしていましたが、プロ入りを決断し、木瀬部屋に入門したのです。

噂によると、当初、境川部屋への入門が決まっていたとのことですが、奨学金の返済などもあり、契約金で優った木瀬部屋になったようです。

 

入門後の成績


出典:http://dekitamon.net/

序ノ口~幕下

2015年3月場所に前相撲で初土俵を踏み、同年5月場所では序ノ口で7戦全勝で優勝を飾りました。

7月場所は東序二段10枚目の地位で序ノ口に続く7戦全勝、千秋楽の優勝決定戦で大輝(現北勝富士)に敗れました。

9月場所は西三段目18枚目、6日目に入門しては初の黒星を喫します。

最終的には5勝2敗の成績で場所を終え、11月場所は東幕下54枚目の番付で土俵に上がりました。

7戦全勝で優勝決定戦へ進出、木瀬部屋の芝に敗れ、序二段に続き優勝を逃してしまいます。

 

年が明け、2016年の1月場所は8日目に栃丸に敗れ6勝1敗とするも、相星の力士が8人もおり、トーナメント方式の優勝決定戦へ進出しました。

決勝まで進むも、再び栃丸と対戦、三度優勝決定戦に敗れてしまうのです。

地元大阪で行われる3月場所は西幕下2枚目という地位で迎えました。

成績次第で十両昇進を狙える位置です。

9日目に佐藤(現貴景勝)に敗れ6勝1敗となったものの、番付編成会議で新十両昇進が決まりました。

「2年で関取になりたい」と語った目標は1年で達成することになったのです。

十両~幕内

新十両となった5月場所は、西十両13枚目の地位で10勝5敗の成績を挙げ、7月場所で西十両8枚目まで番付を上げます。

9日目に右足首を痛めたものの、そのまま皆勤して11勝4敗の好成績を挙げることができました。

しかし、この頃から相手が大きくなり、当たりも厳しくなっていき、けがが増えていくのです。

9月場所では、東十両筆頭と新入幕目前の地位で迎え、3日目から入門後初めての連敗を経験します。

最終的に6勝9敗と自身初めての負け越しに終わりました。

実は、場所中には左手甲付近を骨折しており、場所直後に手術を受けています。

今でも、宇良は左手をがっちりテーピングして相撲を取っています。

この場所では、5日目の大栄翔戦、10日目の豊響戦が中入り後の取組となり、自身初めての幕内での相撲を経験しました。

豊響戦では白星を挙げ、初となる懸賞金を獲得(3本)しています。

 

11月場所は東十両5枚目まで番付を落とすも8勝7敗と勝ち越し、2017年1月場所では東十両3枚目で再び幕内を目指す地位で相撲を取ります。

大栄翔との優勝争いに敗れるも11勝4敗の好成績を残し、翌3月場所で新入幕を決めました。

「2年で関取になる」どころか、「2年で入幕を果たす」ことになった宇良。

これは、史上7位タイとなる初土俵から12場所でのスピード記録となりました。

 

幕内での活躍、そして怪我での休場

出典:https://www.asahi.com/

3月場所は西前頭12枚目の地位で8勝7敗と、新入幕で勝ち越しを決めました。

14日目で7勝7敗の五分、やきもきさせられましたが、千秋楽でしっかりと勝つところは勝負強さを感じました。

続く5月場所は西前頭10枚目で11勝4敗と二桁勝利を挙げ、三賞受賞が期待されましたが、残念ながら獲得にはなりませんでした。

 

自身最高位の東前頭4枚目で迎えた7月場所。

上位陣の途中休場のため、番付上は組まれる予定のなかった三役との取組みが実現しました。

8日目に初の横綱戦となる白鵬には敗れるも、翌9日目の日馬富士を「とったり」で破り初金星を挙げました。

勝利インタビューで流した涙は、今までの苦労を感じさせるもので、とても印象的です。

しかし、10日目の大関・高安戦で右膝を痛めてしまいます。

千秋楽まで土俵を務めるも、7勝8敗で負け越し、本来の粘り強い相撲は見られませんでした。

9月場所は西前頭4枚目で迎え、初日を勝利するも、2日目の貴景勝戦で痛めていた右膝をさらに痛めてしまいます。

車椅子で運ばれる宇良の姿を今でも忘れられません。この場所はその後全休、翌11月の九州場所も全休し、初場所も全休することになりました。

 

宇良の取組み 人気動画ベスト3

出典:https://www.sponichi.co.jp/

宇良の取組みには、相撲ファンでない人も惹き付けられる魅力があります。

インターネットでは動画で数多くの動画が紹介されています。

中でも最も人気のあるものを挙げてみました。

1位:2017年7月場所・9日目 対日馬富士戦

宇良の初金星となった忘れられない取組みです。

立ち合いから低く当たると、前にでる日馬富士の右腕をつかみ、渾身のとったりを決めます。

涙のインタビューの動画も人気です。

2位:2017年初場所・13日目 対天風戦

立ち合いで天風の左が入り、一気に押される宇良。

しかし、天風の脇の下をくぐり、反って勝利。決まり手は「たすき反り」と発表されました。

これは1955年に日本相撲協会が公式に決まり手を発表するようになって以降、十両以上の取組では初めてのことです。

3位:2017年初場所・4日目 対豊響戦

立ち合い、潜りにいこうとする宇良を豊響が下から起こします。

土俵際まで追い詰められた宇良がえび反りで耐えます。

さらに豊響が最後のひと突きを宇良の腹へ入れるも、今度は腰を落として再び耐えます。

宇良は一瞬のすきを見て反撃、豊響を土俵際まで追い込み大逆転で勝利します。

取組み後、豊響は「こんなに粘られたのは初めて」とこぼしたそうです。

 

宇良のほのぼのエピソード

出典:https://matome.naver.jp/

大阪出身の宇良に沖縄に応援団が!

宇良というのは本名で、とても珍しい苗字ですよね。

実は、宇良の父親の辰美さんの出身が沖縄県の国頭村で、ここに宇良という地域があるそうです。

今でも、宇良の祖父母が国頭村に住んでおり、地域を上げて熱烈に応援しているそうです。

解説の北の富士さんも大ファン

自身を「稀勢の里を横綱にする会」会長と言って応援していたNHKの大相撲中継の解説・北の富士勝昭氏。

稀勢の里が横綱になったので、今度は「宇良を三役にする会」会長に就任するというほどの宇良ファンです。

宇良のインタビューを見ると「かわいいね」とコメントするなど、「かわいがり」ではなく孫のように応援する姿は辛口コメントの多い北の富士さんには珍しいこと。

けがのため休場が危ぶまれていた2017年の9月場所初日、「宇良が休んだらおれも休もうと思っていた」と話し、アナウンサーをびっくりさせる一幕もありました。

宇良のいない土俵に、北の富士さんもなんとなく元気がないように見えるのは自分だけではないのでは?

テレビに映った宇良の神対応

取組みが終わって、花道を戻る宇良、脚元に落ちていた取組み表を拾い、女性のお客さんに「はいどうぞ」と渡した姿がテレビに映りました。

ネット上では神対応と書き込みがあふれ、動画でも紹介されていました。

 

宇良の怪我の状態、そして復帰はいつに?


出典:http://newspo24.com/

九州場所を全休し、初場所は東十両11枚目まで番付を落とした宇良。

最近のニュースで、九州場所後の11月末に東京都内の病院で右膝の手術を受けていたことが分かりました。

左膝半月板も損傷しており、全治は3ヶ月、初場所は全休しています。

地元大阪での開催となる3月場所は2年ぶりの幕下転落が確実となってしまいました。

しっかりと怪我を治して3月場所では元気に復帰してほしいです。

まとめ

今回の暴力事件、セクハラ事件などでイメージ悪化が懸念される大相撲。

そんな大相撲の悪いイメージを払拭し、誰もが応援したくなるような相撲を見せてくれるのは宇良しかいません。

一度、宇良の取組を見たら誰でもファンになってしまいます。

NHK大相撲中継でゲスト出演した、元競泳選手で五輪メダリスト・松田 丈志さんや元プロボクサーの長谷川瑞穂さん。

お二人とも印象に残った力士に宇良の名前をあげています。

どんなに番付が落ちても、怪我さえ治せば必ず幕内に戻る実力はあるのです。

焦ることはありません、ファンもいつまでも復帰を待ち続けています。

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